青夏ダイヤモンド
「私も自分で稼いだお金で買いたいなぁ」
「時間ないよ?時給良くて短期間集中型バイトで、なんとか間に合うかなーってところ?」
「そうだよね。そんな、都合のいいバイト無いよね」
「あ、塾講師のバイトなんてどう?」
「私が勉強教えるってこと?」
「塾って言っても、私の叔父さんがやってる小規模のもので、突然1人辞めちゃったから短期間でもいいからやってくれないか、って誘われたんだけど、私は人に教えるなんてできないから断っちゃった。時給は割と良かったと思うよ。都、教えるの上手いし、どう?」
人に教えることで自分の理解も深まるので、自分でも割と楽しんでやれている実感がある。
相手は中学生が中心だと言うし、改めて勉強し直しながら中学生にわかりやすく教えることを考えるのは良いことかもしれない。
それでいて、脩へのプレゼントも買える。
充希には叔父さんにその気があることを伝えてほしい、と言うとすぐに連絡をしてくれて、明日面接と簡単な試験を受けるためにその塾に行く事が決まった。