ストーカーに溺愛されても嬉しくないんですが。




「んでさー、俺は絶対ちがうと思ったんだよ!

なのに友達はあってるって利かねえんだよー!」


わたしの家に着くまでの帰り道。


この人はよくもまあしゃべる。


しかも一人で。


わたしは一言も返事しないのに。


ほんと変人。


...絶対関わらないほうがいい。わたしの直感。


てゆか、無理して無視してるわけでもない。


空気みたいな存在だ。


きっともうじきわたしに飽きてストーカーなんてやめるだろう。


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