夢の言葉と約束の翼(中)【夢の言葉続編⑥】
「この子は、ユメの子です」
俺の、子だーー!!
ママ先生の言葉と同時に、ワシはそう感じた。
ベビーベッドで仰向けに寝かされた赤ん坊を一目見て、そう思った。
何故じゃろうな?
赤ん坊の髪の色も、瞳の色も、顔立ちもユメにそっくりで……。奇跡的にワシに少しも似ていないのに、そう感じたんじゃ。
嬉しいのか、悲しいのか、驚いているのか、動揺しているのか……分からない。
込み上げてくる感情から身体が震えて上手く立てず、それでも赤ん坊から目を逸らせなくてベビーベッドの柵に両手を着いて見つめるワシに、ママ先生が話し続ける。
「私達が妊娠に気付いた時、ユメはすでに妊娠六ヶ月でした。
その時は、町の大人達みんなが貴方に怒り、見付け出して責任を取らせようとしました。何も知らないユメに貴方が無理矢理したんだ、と。けれど……」
『ダメ〜!!ギャランさんに酷い事しちゃダメ〜!!』
ユメが、みんなに言ったそうだ。