愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
私より、亜美ちゃんの方が弁が立つ。
高校生の時も、彼女が楽しそうに話すことに相槌を打つだけで、私からはなにも話さないまま、授業開始のチャイムを聞いた覚えがある。
しかし、今は私も少しは成長したので、彼女の言葉が途切れたタイミングで、「本当に恋人がいるんだよ!」と片手を握りしめて反論した。
そこまではっきりと主張しても、「嘘つかなくていいって」と決めつけられるのは、どうしてなのか……。
「有紀は今まで誰とも付き合ったことがないんじゃない? まだバージンを守ってますって顔をしてるもの」
呆れ顔でそう言った彼女は、「隠さなくていいんだよ。友達だから心配してあげてるの」と明るく笑って付け足した。
友達としての心配だと言われては、「ありがとう……」とお礼を言うしかない。
けれども、処女を指摘されたことに心は傷つき、それと同時に、昨日、私に交際を求めてきた一本気さんの顔を思い出した。
彼も、私が処女だと見抜いていたよね。
それを理由に、交際相手はいないと決めつけられた。
亜美ちゃんと同じだ……。
高校生の時も、彼女が楽しそうに話すことに相槌を打つだけで、私からはなにも話さないまま、授業開始のチャイムを聞いた覚えがある。
しかし、今は私も少しは成長したので、彼女の言葉が途切れたタイミングで、「本当に恋人がいるんだよ!」と片手を握りしめて反論した。
そこまではっきりと主張しても、「嘘つかなくていいって」と決めつけられるのは、どうしてなのか……。
「有紀は今まで誰とも付き合ったことがないんじゃない? まだバージンを守ってますって顔をしてるもの」
呆れ顔でそう言った彼女は、「隠さなくていいんだよ。友達だから心配してあげてるの」と明るく笑って付け足した。
友達としての心配だと言われては、「ありがとう……」とお礼を言うしかない。
けれども、処女を指摘されたことに心は傷つき、それと同時に、昨日、私に交際を求めてきた一本気さんの顔を思い出した。
彼も、私が処女だと見抜いていたよね。
それを理由に、交際相手はいないと決めつけられた。
亜美ちゃんと同じだ……。