極上恋慕~エリート専務はケダモノでした
彼の気持ちに応える言葉を、今日までずっと考えてきた。
出会ってからまだ3ヶ月ほど。会った回数も多くない。
だけど、週に何度も連絡をくれて、どんな話でも聞いてくれた。疲れている時だってあったはずなのに、2日以上間が空くことはなく、いつの間にか彼の連絡を楽しみにするようになった。
(どんな言葉で、想いを伝えたらいいんだろう)
緊張感漂う会話の間に、環は自然に手を取った。
万佑が話し出すのを待ちながら、夜風で冷えてしまった小さく華奢な手を温めようと思ったのだ。
「永縞さん、少しお話してもいいですか?」
繋がれた手をそっと放し、身体の前で軽く組む。
長身の彼を見上げれば、誠実な瞳があって、万佑はそっと息を吸って、白く残した。