青の瞳に映るのはーー
バンッ!!


「ちょっと、翼。今、華恋ちゃんが出て………誰?」

そこに、現れたのは黒髪の男。
いや、誰ってこっちが聞きたいわ。
目を見開いた黒髪の男。


「秋、今から華恋と戦う。
俺は本気で、華恋と向き合う。
絶対に負けねー」

「いやいや、負けろよ。
お前が本気出したら華恋ちゃんーーーっ「それでも、あいつを行かせたくない」


"それでも、あいつを行かせたくない"ーーーー。

お前は、誰よりも舞原をーーー。


「いってくる」


出ていく翼の後を、ため息を溢す西道は……立ち上がる。

「ついてくるか?
もう、どうしょうもない。
今さら、どうしょうもないんだよーー」


諦め………それが一番近い。
ほっとけやしない。

だって、出会ってしまった。

もう一人の雷龍にーーーー。


< 173 / 242 >

この作品をシェア

pagetop