先輩の彼女にしてもらいました
「アキちゃん、どうして転校のことなんて勝手にすすめようとするの?私にとっては迷惑だよ、アキちゃんはいつもそうやって自分が正しいって思っているのかもしれないけれど、私にとってはいい迷惑なんだよ」

「蒼井さん、ちょっと待って、落ちついて。今アキにもその話を聞いたばかりで僕も驚いていたとこなんだ」

アキちゃんに詰め寄ろうとすると、彼女の彼氏の吉木くんが、私の前に立ちはだかる。

「どいてよ、吉木くん、お願い、アキちゃんと2人で話をさせて」

「ダメだよ、蒼井さん、いつもの蒼井さんとは別人のようじゃないか、アキには、僕からよく言って聞かせるから」

私は、その場を退いてくれない吉木くんを睨みつけていた。

どうしても、アキちゃんに言いたいことを言わないと気がすまなかったから。
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