先輩の彼女にしてもらいました
「アキちゃん、どうして、どうして、先輩にあんなひどいことをしたの?試合前のこんな大事な時に呼び出して動揺させることを言うなんて、ひどいよ」

身体中から怒りが抑えられなかった。

「アキちゃん達だって、試合前に集中しなきゃいけない時に、邪魔されたら困るでしょ。なのに、どうして?あんまりだよこんんなの」

私の凄い剣幕にその場にいた4人は、固まっている。

それもそのはずで、私がこんな風にみんなの前で声を荒げたことなんて今まで一度もなかったから。

いつも、おとなしくて従順で、影で何を言われていたとしても、気がつかないふりをしていたから。

自分のことだけなら、どんな我慢だって出来るけれど、先輩のこととなれば話は別だ。
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