響くんとは付き合いません!!
「……はぁ」
放課後になり、九折くんからの呼び出しに応えられなかった私は。
結局ほんとに響くんと一緒に帰ることになってしまって…。
またまた誘いを断りきれず、2階建ての大きなゲームセンターに連れてこられた。
「まぁまぁ満瑠。響には私からも、むりやり連れ出すのはやりすぎって注意しといたからさ。そろそろ機嫌なおしなよ、ね?」
まぁ今回は、私と響くんのふたりっきりではないし。
私のとなりには奈央ちゃんがいて。
「っとに、お前ってそんな強引な男だったっけ?」
目の前を歩いているのは結崎くん。
「いーや、こんなこと満瑠にしかしない」
結崎くんのとなりに響くん。
4人で遊ぶのなら、まぁいいか…。