響くんとは付き合いません!!



「あ……ありがとう、ござい…ます」



相変わらず、笑顔が可愛い…。



響くんは私の笑顔を可愛いと言ってくれたけれど、響くんの笑顔の方がずっとずっと素敵。

まるでお日様の光のようにキラキラとしていて、私の心をぽかぽかさせてくれる。



鼓動をはやめた胸は、その後も落ち着くことを知らず。



ドキドキしたまま、トラやライオンや。

サルやシマウマなんかを見ながら、3時間くらいの時間をかけて園内をゆっくり見て回った。



「あっ、響くん!あっちにワンコと触れ合えるコーナーがあるみたいです!最後に寄ってみてもいいですか?」

「犬?いいけど?」



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