はつ恋の君をさがしてる
どう言うことですか?

高嶺さんの手が離れた途端に私は平原さんに詰め寄った。

「なんで勝手にひとの部屋に入ってるんですか?不法侵入ですよね?警察呼んでもいいレベルですよね?弁護士の平原さんまで、なんでこんなこと?」

私が怒りに任せて捲し立てると、さすがにびっくりしたらしく、平原さんがあわてて立ち上がって釈明し始めた。

「まぁまぁ、鈴加ちゃん落ちていて!私たちは不法侵入した訳じゃないですよ、大家さんから了解を得ています。」

だとしても…。
なんで?

「そんな顔するなよ?お前に黙って勝手に部屋に入ったのは悪かった。けど心配だったんだよ……。」

高嶺さんがポツリと呟いた。

さて、本題に入ろう。

平原さんがそう言って大家さんからの伝言を話してくれた。

その内容は私には衝撃的でかなりショック…


最近アパートの住人の引っ越しが続いていた原因でもあった。

なんと!?私が住むアパートが来月から解体工事を始めると言うのだ!

「そんな……そんなの聞いてません!」


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