伝説に散った龍Ⅰ














ーー学校も変えた。



周りのクラスメイトは私に同情し
少なくとも寄り添ってくれていたが



その優しさが痛く



まるで腫れ物を扱うかのような皆の視線と



それに混じる軽蔑の視線。



両方が鋭く刺さるその場所は
どうにも、私には耐え難かったから。





























名前は本名を名乗り



顔出しもしていなかったことを幸いに。



私は『芹』を殺した。



























兄にも弟にも見つからない場所へ






























結局
私も私から逃げた。











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