伝説に散った龍Ⅰ












ーーテレビから流れてくるクリスマス・キャロルに耳を傾けた。



不可抗力だ。



今日は一日中、こんな感じで流れているのがセオリーだろう。

















ーー17年間、伊達に生きてきたわけじゃない。



慣れているはずだ、“クリスマス”というイベントには。
































…なのに。




そのキャロルに、胸の奥がギュッと締め付けられる感覚を覚える。




私も大概、未練の塊のようなものだと言うことなのだろうか。

















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