キミに好きって言えなくて。




なにか私、悪いことしちゃったかな…。



いや、はなから私がちょっと期待しすぎちゃった?



色々なことを考えてると、奏汰が隣で優しく笑った。



「気になる?千景のこと。」



「え…。」



「だよね、さっきも千景の話してたもんね」




そう言いながら奏汰はまたあの切ない笑顔を浮かべる。



今私はどんな表情をすれば正解なのか、

全くわかんない。



だけど、「あのさ、」と真剣な表情をして、私をまっすぐ見つめて話を切り出した奏汰を見て、


私は、奏汰の気持ちとまっすぐに向き合うべきなんだと思った。




< 122 / 173 >

この作品をシェア

pagetop