キミに好きって言えなくて。
私がそんなことを考えているうちに、本当にお化け屋敷の前に到着していた。
「ほら、行くぞ?」
「えぇ!俺1番前はマジで無理だって!
かと言って一番後ろも無理!
千景〜手繋いでろって〜!!」
「は?なんで俺が男の賢也と手繋ぐんだよ
アホか
すみません、5人入ります」
綾瀬が受付の人にすっと5人分のお金を払う。
マジか〜。実は私はあんまり、というか全く怖いところが得意じゃない。
でもまあ、所詮、3年2組の生徒が作った作り物なわけだし、
大丈夫かな??みんなと一緒だし
そう自分に言い聞かせていると、綾瀬と賢也の話し合いで勝手に順番が決まってたみたいで、
私はぼーっとしてて意義を申し立てなかったって理由から一番後ろになった。