キミに好きって言えなくて。



1番前と1番後ろが嫌だっていう賢也に


「1番前だったら走って逃げればいいだろ?
後ろだったら無理だけど。」



と言うと、


「確かに!じゃ、オレ1番前で希が2番な」



なんて、楽しそうに言ってる。


お前マジで単純だな〜



なんて思ってると、
「じゃあ、一番後ろはどーすんだよ!」


と賢也が言い始めたから、俺は

「あぁ、吉沢があぁ見えて怖いのいけるから、吉沢でいんじゃね?」


と完全に嘘をついた。


そして、決まった順番は
賢也、希、奏汰、俺、吉沢だった。



ずっと吉沢のことがずりぃとか思ってたけど、ずりぃのは俺じゃん。



なんて思いながらお化け屋敷に入った。




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