キミに好きって言えなくて。



「フッ。


吉沢もやべぇもんな。テスト。」




なんて、私が焦ったことを見逃さずすぐさまイジってくる綾瀬に、他の3人は爆笑。




「確かに!
陽葵もやばいんだったな!


5人で過ごせるように、今から勉強するか!」



なんて優しい言葉をかけてくれる奏汰に



「奏汰〜!勉強教えて〜〜」



と泣きついたら、



「俺も教えたいけどさ、

こーゆうのは、学年1位争ってる希か千景に聞くのがいんじゃない?」



なんて笑いながら返された。



「はぁ〜!?めんどくせ。

吉沢、頭のつくり悪いから教えてもパッパラパーだろ?」



なんて言いながら私の頭を後ろからぐしゃぐしゃってする綾瀬。



それにイチイチきゅんとしちゃう私。



もー、朝からなんなのほんと!



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