ちゃんと伝えられたら
「さあ、戻るぞ。」
やっと綾人さんが離れてくれた。
オフィスに戻ると、何だかざわざわしている。
「篠田。」
私の顔を見て、沢野さんが走って来た。
「坂口さんとの結婚が決まったんだって?」
私と綾人さんは顔を見合わせる。
「課長がここだけの話だって、みんなに言いふらしているよ。」
「えっ?」
…こうして私達の結婚は課長のせいで、予定が早まった事は言うまでもない。
でも私は少し疑っている。
綾人さんはこれを狙って、課長に話したのではないかと。
< 完 >
やっと綾人さんが離れてくれた。
オフィスに戻ると、何だかざわざわしている。
「篠田。」
私の顔を見て、沢野さんが走って来た。
「坂口さんとの結婚が決まったんだって?」
私と綾人さんは顔を見合わせる。
「課長がここだけの話だって、みんなに言いふらしているよ。」
「えっ?」
…こうして私達の結婚は課長のせいで、予定が早まった事は言うまでもない。
でも私は少し疑っている。
綾人さんはこれを狙って、課長に話したのではないかと。
< 完 >

