いつか散る花

「先生に用事じゃないんだよねー、残念でしょ？」

とニヤニヤしてる私をよそに私の手元に目線を送ると

「あ、それ！なんで逢沢が持ってんの？」

とドアを押さえてる手とは逆の手で私の手から

ネックレスをそっと取っていく

「ん、、、？」

まてよ？なんで先生私のじゃないって知ってるの？

「俺が返しとくよ、ありがとな」

とドアを持ってる手がドアから離れていく