幼なじみの榛名くんは甘えたがり。



「あー、ひなおかえり」


するとそこには、榛名くんがいて。


「え、あ…ただいま」


榛名くんの近くには、今朝わたしが干していった洗濯物たちがあった。


しかも驚いたのが、榛名くんが洗濯物をたたんでくれている。


「雨降ってきたから洗濯物取り込んどいた。ついでに今たたんでる」

「え、あ、ありがとう」



意外だ。絶対しないだろうって思っていたから。


とてもありがたいと思った

のも、つかの間で。



「これ、どーすればいい?」


そう言って、わたしに見せてきたものに衝撃を受けた。


「ちょ、ちょっ、ちょっ!!!」


すぐさま榛名くんの手からそれを奪い取った。


「それ、たたまなくていい?」

「ば、バカ変態!!!」


榛名くんにはデリカシーってものがなさすぎるんだよ!!


ふつーに女の子の下着をたたもうとするバカがいるか!?


なんでそんなしれっとした顔してるの!?

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