限りない愛~甘い彼に心揺れて~
「宮坂さんは入社して5年目でしたっけ?」
社長室に向かいながら、畑野さんが質問をしてくる。
畑野さんは30代半ばくらいの男性で中肉中背で特徴といえば、かけている眼鏡。四角く細めの形だが、きれいな赤色のフレームである。
ちょっと釣り目で怖そうにも見える顔立ちがこの眼鏡で柔らかい印象になっている。事実、全然怖い人ではなくて気さくな人だった。
「美新としてはそうですが、この会社としては1年目の新人です」
「それを言うなら、俺もだよ」
私たちは顔を見合わせて笑った。新会社なのだから、確かに全員が新人だ。私は大学卒業後、美新フードに入社して4年半が過ぎ、現在26才だ。
役員室がある最上階に足を踏み入れるのは初めてで、緊張した。
新会社設立により、社屋も新しく建築する予定となっているが、完成するのは一年後である。今私たちがいるのは、白精化粧品のオフィスビルである。
そこにもうひとつの会社の社員が加わったから、オフィス内は少々窮屈な感じになっていた。一応いくつかの部屋を改築されてはいる。
社長室に向かいながら、畑野さんが質問をしてくる。
畑野さんは30代半ばくらいの男性で中肉中背で特徴といえば、かけている眼鏡。四角く細めの形だが、きれいな赤色のフレームである。
ちょっと釣り目で怖そうにも見える顔立ちがこの眼鏡で柔らかい印象になっている。事実、全然怖い人ではなくて気さくな人だった。
「美新としてはそうですが、この会社としては1年目の新人です」
「それを言うなら、俺もだよ」
私たちは顔を見合わせて笑った。新会社なのだから、確かに全員が新人だ。私は大学卒業後、美新フードに入社して4年半が過ぎ、現在26才だ。
役員室がある最上階に足を踏み入れるのは初めてで、緊張した。
新会社設立により、社屋も新しく建築する予定となっているが、完成するのは一年後である。今私たちがいるのは、白精化粧品のオフィスビルである。
そこにもうひとつの会社の社員が加わったから、オフィス内は少々窮屈な感じになっていた。一応いくつかの部屋を改築されてはいる。