俺様王子が恋をした
----翌朝

差し込んでくる光で
目を覚ますと
目の前には先輩の綺麗な寝顔が。

…っ!

驚いて声が出そうになったけど
必死でこらえた。

そこでだんだん昨日の記憶が
蘇ってきて
全身が熱くなった。

昨夜、私と先輩は一つになった。

恥ずかしさはもちろんあったけど
それ以上に
これが幸せなんだなって思った。

何度も私の名前を呼んでくれて
『好き』と言ってくれた。


思い出しながら
眠る先輩に私は触れるだけのキスをした。
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