*If*…もし貴方と出逢わなければ…
蓮side



目的地についた。けど華蓮が全然俺から離れない。不思議に思って華蓮を見ると…。



『マジかよ』



スヤスヤ眠っていた



気持ちよさそうに寝ているがここで寝てると風邪ひくな…。



『華蓮。起きろ』



「ん……っ」



『華蓮』



「え!?はい!」



『はは。着いたぞ』



「え…?海…?」



『あぁ。』



そう。俺が連れてきたのは海。



「綺麗…」



『そりゃぁ良かった…』



ここから会話が繋がらない。



ましてや俺は過去に華蓮に告って振られた身。



気まずい沈黙が流れる。



ここで、先に口を開いたのは………俺では無く、華蓮だった



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