*If*…もし貴方と出逢わなければ…
やっと異変に気付いた私は蓮に聞くが蓮は否定する



『ウソだぁ』



「怒ってねぇって。怒ってるんじゃなくて……ただ………春さんに嫉妬しただけだ」



『なっ///』



また蓮は私をドキドキさせる



それがちょっと悔しかったから蓮のネクタイをグイッと引っ張った



「おわっ。何す…」



蓮が続きを言えなかったのは私が蓮の唇を塞いだから



チュッというリップ音を響かせ離れた唇



『ふふ。真っ赤」



「うるせぇ」



『いつものやり返し』



蓮の紅く染まった頬を見て満足気に言えば途端にニヤニヤしだした蓮



「そんな事言っていいのかな?華蓮チャン?」



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