恋愛なんてゲームだ!
「いや、だれとも。」
「なら疑わないでよね~!」
「ご、ごめんって!」
また焦った顔をする。とても面白い。すると担任が
「綾瀬?松田?イチャイチャするのはいいが今、授業中だぞ?」
「「イチャイチャしてません!」」
アハハ!
クラス中が笑いにあふれる。
「リコ、私、なにか笑かすようなこと言った!?」
きっとクラス中が無自覚と思ったと思う。ま、ムシムシ。
「さあね。秘密。」
「も~!」
先生が咳ばらいをする。
「授業再開してもいいかな?
次は自分たちが住んでいる地域の発表をしてもらう。」
おおーおもしろそうじゃん。
「班を発表するぞー
~~~~~
リーダー綾瀬の班~
松田ー山田-松下ー岡国ーこの5人なー」
え、リコと一緒…なんかショック。あ、山川ね!
「おお!綾瀬さんと一緒か~!よろしく。」後ろから声がかけられた。
「あ、うん。よろしくね。」
松下くんはとてもかわいくて有名。身長が小さく笑顔が可愛い。ついでに言うと斜め左前の席。
「今言った班で席に座ってー」
あ、話聞いてなかった。ま、龍についていこう。
「おおー姫乃か!よろしく。」
「うん。よろしく。」
「席はそこが松田でそこが姫乃、松下、岡国な。」
席の割り当てはリコが決めた。ちょっとイラっとしたけど私の周りは男子で一番離れた席にリコがいる。
少しだけどうれしかった。
「「「「了解」」」」
「それで、まずなにについて調べたい?」
そこから話し合いは始まった。この日に限らず何日も行う。
この研究は5か月かけてするらしい。ま、いろいろチャンスがありますよ。
一番最初のチャンスが研究が学年1遅いと言われていた私の班は居残りすることになっていた。
私達はスクールバスを利用していてその日、
ほかのクラスにバスの前後のまあまあ仲の良い男子と一緒に帰る約束をしていた。
約束の口実として学校に通える電車は2種類あって私はあまり皆が使わない電車に乗っていた。
その日はたまたま皆が使う電車で帰る予定だったため、その男子と帰る約束をしていた。
私たちの班は目標をクリアすると松田以外さっさと帰っていったが、
同じクラスの愛実を待っていなければならなかったため、残って残業していた。
愛実の班のパソコン作業を手伝い、終了した。隣のクラスを見に行くともう終わったといっていた。
そして愛菜と隣のクラスの蓮と優雅と帰ることになった。
途中バスに乗ることになった。じゃないと駅まで行けないから。
バスは満員で蓮との距離がかなり近かった。ただでさえカバンは重いのに私のカバンまで持ってくれるといった。
さすがにそこまではしたくなかったが、いい事を思いついた。
今ここで渡してしまうと後の印象に悪い。だからあるていど遠慮しておいてうるうる目で
「ほんとにゴメンね…」
といいながら渡す。たぶん今のでかなり興味をひけた。
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