恋愛なんてゲームだ!
「えっ…松下君!?
大丈夫!?って大丈夫じゃないか…どうしたらいい!?」
「ぽ、ポケットに携帯が入ってるから、執事に電話して。」
「わかった!!」
『もしもし、どうしましたかひなた様』
『もしもし!今松下君と遊んでいる綾瀬といいます!
松下君が倒れて…とってもつらそうなんです!』
『そうですか!今すぐ向かいます!場所はどこですか!』
『映画館前です!』
「松下君、今から来てくれるって!」
「わかった…
ごめんな。今から遊びに行こうとしていたのに。」
「そんなこと謝らないで!それよりもつらくない!?」
「大丈夫…」
「ひなた様!だいじょうぶですか!」
「健太…」
「とりあえず行きますよ!綾瀬様もお乗りください!」
へー健太って言うんだ。これは落としやすそww
大きいおうち。まあ、うちのほうが大きいけど。
「綾瀬様、ひなた様が落ち着くまでこちらでお待ちください。」
と言われたものの…他人の家なのに…
と思いながらも映画をみたり本を読んで待っているつもりだった。
「おい、綾瀬。起きろよ。お前の好きなスイーツ、持ってきたぞ。」
ん?なんか松下君の声がする。でも松下君はさっき倒れたし…これは、夢?
「早く起きねーと耳、噛むぞ。」
声が耳元でする。やっぱりこれは現実?目を覚ましたほうがいいのかな?
「ふう。やっと起きたか。ほら、お前の好きなスイーツ。」
「ありがとう!ってえ!?松下君、もう大丈夫なの!?
ってあれ!?私寝てた!?え、今何時!?」
「一回落ち着け。俺はもう大丈夫、薬飲んだから。
ぐっすり寝てた。やっぱお前、寝顔可愛いな。今は7時。」
「えええ!?ママに連絡してない!!!どうしよう!!」
「綾瀬様、ご安心ください。奥様、ひなた様のお母様と綾瀬様のお母様が偶然知り合い…というかご親友でいらっしゃったのでこちらでご連絡いたしました。
伝言で、明日は日曜日だし、遥のおうちに泊まってきてね~!だそうです。
お着替えなどはこちらのメイドがご用意いたしますのでご安心を。あ、遥、とはひなた様のお母様のことでございます。」
「親友だったんだ…そんなこと聞いたことなかった。
健太さん、わざわざありがとうございます。松下君、お世話になります。」
聞いたことがなかった。というところらへんで松下君と健太さんはとても驚いた顔をしていた。
「ん。それよりも、俺の家族は全員松下だからひなたでいいよ。
俺も姫乃って呼ぶから。」
「わかった!ひなたが倒れた時、ほんとにびっくりしたんだからね!」
「う…それはゴメン…」
「ひなた様、綾瀬様ご夕食の準備ができました。」
とメイドさんが言ってきた。
「では参りましょうか。綾瀬様は苦手なものやアレルギーはございますか?」
「いいえ、ないです。そんなことより、夕食までありがとうございます。
あ…ひなた、昼食食べるの忘れてない…?
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