クールな青山准教授の甘い恋愛マニュアル
もっと見ていたい。
自分だけのものにしてしまいたい。
この独占欲。
妹のように……というのではなく、ひとりの女として彼女が愛おしいんだ。
学生なんてまだまだガキだって思っていたのにな。
俺もついに焼きが回ったか?
だが、それも一興というもの。
「好きだから、やめられない」
自分の気持ちを認めて綾香に告げれば、彼女はポカンとした顔で聞き返した。
「チョコが?」
「違う。綾香が好きだよ」
もう一度想いを伝えると、彼女は信じられないといった顔をする。
「う……そ」
「本当。つい意地悪したくなるし、触れたくなる」
もう一度チュッとキスをして彼女の反応を見る。
「今日は全然抵抗しないんだ?」
フッと笑えば、綾香は赤面して言い訳した。
「だって……頭がパニックになってて」
「嘘つき。俺のこと好きだよね?前は凄く嫌いだったと思うけど」
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