恋人未満のこじらせ愛
既に二名ほど待っているので、ドリンクができるまでテレビのモニターを眺めている智也さん。
やはりあの容姿のせいか、若そうな女性の目線が集中している。


彼女達に、一緒にいる私はどう映っているんだろうか。

隣に居るのに分相応な出立ちの私は、どう見えているんだろう。
『冴えないのは彼女?いやいや、ただの友達か部下でしょ!』なんて噂をしているんだろうか。
なんて……ね。


そんなくだらないことを考えていたら、携帯にメッセージ受信の着信音が鳴った。
石見君だ。

『明日のお昼ここはどうですか?以前友達と行きました。13時からなら空きがあるみたいです!』

その店の詳細を見ると、どうやらカジュアルなイタリアンのお店らしい。
お値段もランチなら手頃な千円前後のお値段だ。魅力的なお店だ。

『じゃぁそこでよろしくお願いします。新橋駅集合でいいんだよね?
明日はおごらせてね!』

素早く返信を打つと、またすぐ返信がきた。

『せめて割勘でお願いします。。。新橋駅集合で時間は12時45分頃でどうでしょう?
大丈夫なら予約しますね!』
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