恋人未満のこじらせ愛
何となく口数が少なくなったけれど、一階まで来た。
到着すると「お手洗い行ってきますね」と石見君はトイレの方向へ歩いていく。
しばらく待つかと思って、携帯を取り出すと…なんと江浪さんから返事が来ていた。
『今、どこに居るの?』
まさか今から会う気なのか?
わからないけど、とりあえず現在地だけ伝えて再び携帯をかばんにしまう。
かばんの口を閉じて、顔を上げると…あるお店が目に入る。
そう言えば、この店は見ていなかったな。
可愛いくてナチュラルな雰囲気のお店。北欧雑貨・家具のお店だ。
吸い寄せられるようにお店に入り、辺りを見回す。
「あっ、これ………」
目に入ったのは、本革のパスケース。
メッシュレザーが丁寧に編み込まれていて、リール付きで使い勝手が良さそう。
それにカードの収納面には、北欧風のシックな水玉模様。
カードを入れると模様は分からなくなるが、そう言った細かいこだわりに惹かれる。
到着すると「お手洗い行ってきますね」と石見君はトイレの方向へ歩いていく。
しばらく待つかと思って、携帯を取り出すと…なんと江浪さんから返事が来ていた。
『今、どこに居るの?』
まさか今から会う気なのか?
わからないけど、とりあえず現在地だけ伝えて再び携帯をかばんにしまう。
かばんの口を閉じて、顔を上げると…あるお店が目に入る。
そう言えば、この店は見ていなかったな。
可愛いくてナチュラルな雰囲気のお店。北欧雑貨・家具のお店だ。
吸い寄せられるようにお店に入り、辺りを見回す。
「あっ、これ………」
目に入ったのは、本革のパスケース。
メッシュレザーが丁寧に編み込まれていて、リール付きで使い勝手が良さそう。
それにカードの収納面には、北欧風のシックな水玉模様。
カードを入れると模様は分からなくなるが、そう言った細かいこだわりに惹かれる。