社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
「甘々のコーヒー牛乳が好きだったのどかは、
2ついるかな、と思ったんだけど、
いらなかった?」
俺がそう言うと、のどかは素直に
「いえ、ありがとうございます。」
と言って、全部自分のコーヒーに入れた。
それを口にするのを見届けてから、俺は、この家の説明を始めた。
そして、最後に、1番大切な事を確認する。
「玄関は1つだけど、二世帯住宅だから、
プライバシーは守られてるし、大丈夫
だよね?」
のどか、どう答える?
頼む! 『うん』って言って!
「はい。」
ほっ
良かった。
「じゃあ、ここに住むに当たってのお願いは
1つだけ。」
これも大事な事。
「のどか、彼氏とかいる?」
のどかは、黙って首を横に振った。
よし!! ラッキー!!
「じゃあ、問題ないかな?
男を連れ込まないで欲しいんだ。
やっぱり、2階からのどかのそういう声が
聞こえたら、心穏やかではいられないから。
のどかは、昔から、俺のかわいい妹だった
からね。
お兄ちゃんとしては、いつまでもかわいい
妹のままでいて欲しいんだよ。
女の部分は出来るだけ見たくない。」
「はあ。」
あ、もしかして、のどか、呆れた?
言うべきじゃなかった?
「のどかから、何か質問とかある?」
2ついるかな、と思ったんだけど、
いらなかった?」
俺がそう言うと、のどかは素直に
「いえ、ありがとうございます。」
と言って、全部自分のコーヒーに入れた。
それを口にするのを見届けてから、俺は、この家の説明を始めた。
そして、最後に、1番大切な事を確認する。
「玄関は1つだけど、二世帯住宅だから、
プライバシーは守られてるし、大丈夫
だよね?」
のどか、どう答える?
頼む! 『うん』って言って!
「はい。」
ほっ
良かった。
「じゃあ、ここに住むに当たってのお願いは
1つだけ。」
これも大事な事。
「のどか、彼氏とかいる?」
のどかは、黙って首を横に振った。
よし!! ラッキー!!
「じゃあ、問題ないかな?
男を連れ込まないで欲しいんだ。
やっぱり、2階からのどかのそういう声が
聞こえたら、心穏やかではいられないから。
のどかは、昔から、俺のかわいい妹だった
からね。
お兄ちゃんとしては、いつまでもかわいい
妹のままでいて欲しいんだよ。
女の部分は出来るだけ見たくない。」
「はあ。」
あ、もしかして、のどか、呆れた?
言うべきじゃなかった?
「のどかから、何か質問とかある?」