大人になった私から子供の頃の私へ
ささっと卵粥を作り鷹大の部屋に持っていく。

すると鷹大は目を見開きこっちを見た。


「鷹大ご飯…お粥作ったから食べて?自分で食べれる?」

鷹大はゆっくりと起き上がり
「自分で食える。ありがとうな。ただ…伊咲俺に近寄るな」

えっ…私鷹大に嫌われたの…?何かしたかな…

「伊咲顔に出てるけど、違うからな。嫌いになったとかじゃなくて、俺風呂入ってねーから臭いから…」


なーんだ。嫌われてた訳じゃないのか。
よかった…。
前までは嫌われるのくらいどうって事なかったんだけど
今は、鷹大や聖、真綾に椎菜に嫌われるのが怖くて堪らない。


「うま…」

「なら、よかった。早く良くなってね?」

お粥をペロッと全部食べて、寝息をたてはじめた鷹大。
熱さまシートを張り替え鷹大の部屋を後にすると鷹大の部屋の前で舞ちゃんと信大くんが立っていた。



「鷹大どう…?」


「ん?お粥もしっかり食べて寝てるよ?」


「ならよかったよ」
と言いながら安堵の息をつく2人。


「ご飯作るねー!」

そう言って信大くんと舞ちゃんにオムライスを作って出した。



夜になり、飽きるかなとか考えてネギをたっぷり入れてうどんを作って鷹大に持っていこうとしたら部屋から鷹大が出てきた。

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