大人になった私から子供の頃の私へ
3月11日

前日朝までいつもの様に
遊び呆けて私は家のベットで目冷めたのはお昼を過ぎてから。
眠いけど喉が乾いたので、
部屋を出て階段を降り、リビングへ。
誰もいない…。
テーブルの上には置き手紙。

お父さんは出張で他県へ
お母さんは仕事で帰りが遅くなる。
私が好きなジャスミンティーを入れて
呑んでいると出掛けていたおばあちゃんが帰ってきた。

「ただいま〜伊咲ご飯食べるかい?」

「んーんー。いらない。喉乾いちゃったから飲み物飲みにきただけ〜まだ眠いしもう少し寝ようかなって」

「そーかい。夕方にはしっかり食べなさいよ」

「はーい」
一気に飲み干して部屋に戻る。
たくさん寝た筈なのにまだ眠い。
ベットに入り毛布の暖かさを感じている間にまた意識が遠のいていった。
次目が覚めた時は地獄だとも知らずに。
その時は刻一刻と迫っていた。




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