爽やかくんの為せるワザ







「よーし皆プレゼント行き渡ったー?」




パーティーはいよいよプレゼント交換会へ。

ランダムに配られたプレゼントが全員に行き渡る。

なんだかんだ皆持って来てたようだ。




「はい、じゃあ開けていいよ」




桃ちゃんの声で早速皆は手元のプレゼントを開封していく。

私も同じく開封を始めた。


クリスマスカラーの可愛い包装にわくわくしながら赤いリボンをしゅるしゅる解いて。


ガサッと中から箱を取り出した。




「お、珠姫なんだった?」




隣に座る沙羅ちゃんが私の手元を覗き込む。

私は目を輝かせながら箱を沙羅ちゃんに見せた。




「マグカップだ……!しかも可愛い!」


「いいやつ当たったな。誰のだ?」


「あ、たまちゃん。それ俺の」




そんな声が聞こえて咄嗟に顔を向けると、私達の方を見て手を振るカツくんがいた。


え、これカツくんから!?




「うっそ、これカツのかよ!」


「なんだよその意外そうな顔は」


「いや絶対カツはふざけると思ってたから……」


「俺だって本気出せば女子を喜ばせられるんだぜ」


「ありがとうカツくん!使わせてもらうねっ」


「あ〜たまちゃんはやっぱり癒しだなぁ。どうぞどうぞ、ご自由にお使い下さい!」




嬉しい!

こんな可愛いマグカップをもらえるなんて。


カツくんってセンスあるなぁ。


使うのが楽しみ!


< 268 / 311 >

この作品をシェア

pagetop