青い鳥
身体が震える。
永遠に恐怖が襲ってくる感覚。
手に持っていたトートバッグは力が抜けたせいで、床に勝手に落ちた。


「大人しくしてれば痛いことはしない」

男が言った。

そんなの、信じられるわけがない。


ガブッ!

「いてぇ!」


防衛本能が勝手に働いた私は無意識に男の手に噛み付いた。


「誰か助けてっ!」

口が解放された隙に、私はお腹から目一杯声を出して叫んだ。


ガチャ!
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