青い鳥
その時、タイミング良く開いた横の扉。
反射的に顔を向けるとそこには、


「律!大丈夫か!?」


今井律だ。

本当にやってきた。

朝は煩わしくて仕方なかったのに今は来てくれて良かったと心から思っている。

すると男が今井律の横をすり抜けて部屋から飛び出した。


「待てよ!」

今井律が男が向かった階段へと向いて追いかけようとした。
私はそれを咄嗟に引き止める。


「やっ!行かないで!」

声は震えていた。
でも私は安心したせいか勝手に目からは涙が溢れていた。

今井律は男の方へと「ちっ!」と舌打ちをすると私に向いた。
< 49 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop