クールな御曹司の本性は、溺甘オオカミでした
泉谷さんと話して少し自分を取り戻した私は、5分程度の休憩を終えてオフィスに戻った。
定時は過ぎてしまったので、退勤を切り、今の休憩分は仕事しようとデスクに向かう。こういうところが生真面目って言われるんだろうけど、自分で納得したいんだもの。それに、あれほど嫌になってた気持ちが上向いて、ちょっと頑張ろうって思えたんだよね。
勢いがついて明日に回そうと思ってた仕事も片付け、定時後一時間ぴったりでパソコンをシャットダウン。オフィスはすでに人もまばらだ。
よし、私も帰ろう。
昨日はチューハイ飲んでひっくり返っちゃって寝ちゃったから、今日は買い物するし部屋も掃除するぞ。
「真純さん、これ」
廊下を出てすぐに後ろから声をかけてきたのは千石くんだ。その手には私のスマホがある。
「え、やだ。どこに?」
最後に見たのはどこだっけ。てっきりカバンに入ってるものと思ってた。
「自販機前の休憩スペースに置いてありました。カバーであなたの物だと」
受け取った拍子に画面に触ってしまう。
そこには、泉谷さんからのメッセージアプリの通知がきていた。メッセージ内容も表示される。
『今度、久しぶりに飲みに行こうな。ワリカンで!』
泉谷さんらしいメッセージにくすっと笑ってしまう。
「すみません、手に取った時に画面見えてしまいました」
千石くんは珍しく無表情だ。どちらかといえば不機嫌な雰囲気。
そのまま、私の横を歩くのでエントランスまで一緒に帰るつもりらしい。
しかし、いつものような軽口はない。無言だ。
定時は過ぎてしまったので、退勤を切り、今の休憩分は仕事しようとデスクに向かう。こういうところが生真面目って言われるんだろうけど、自分で納得したいんだもの。それに、あれほど嫌になってた気持ちが上向いて、ちょっと頑張ろうって思えたんだよね。
勢いがついて明日に回そうと思ってた仕事も片付け、定時後一時間ぴったりでパソコンをシャットダウン。オフィスはすでに人もまばらだ。
よし、私も帰ろう。
昨日はチューハイ飲んでひっくり返っちゃって寝ちゃったから、今日は買い物するし部屋も掃除するぞ。
「真純さん、これ」
廊下を出てすぐに後ろから声をかけてきたのは千石くんだ。その手には私のスマホがある。
「え、やだ。どこに?」
最後に見たのはどこだっけ。てっきりカバンに入ってるものと思ってた。
「自販機前の休憩スペースに置いてありました。カバーであなたの物だと」
受け取った拍子に画面に触ってしまう。
そこには、泉谷さんからのメッセージアプリの通知がきていた。メッセージ内容も表示される。
『今度、久しぶりに飲みに行こうな。ワリカンで!』
泉谷さんらしいメッセージにくすっと笑ってしまう。
「すみません、手に取った時に画面見えてしまいました」
千石くんは珍しく無表情だ。どちらかといえば不機嫌な雰囲気。
そのまま、私の横を歩くのでエントランスまで一緒に帰るつもりらしい。
しかし、いつものような軽口はない。無言だ。