キミへの想いは、この声で。

「い……っ」


起き上がろうとした彼だったが、膝に痛みを感じたらしく、顔をしかめたまま、その場にしりもちをつくように倒れてしまった。


その様子に、私は慌てて彼に駆け寄った。


大丈夫かなって、すごく心配になって。


昨日もさっきも、川島くんは話せない私にたくさん話しかけてくるから、不審に思っていたけれど、今はそんなことなりふり構ってられない。


彼に怪我がないか、今考えるのはただ、それだけ。


「……ごめん、大丈夫。

ちょっと、躓いただけだから」


痛みで顔が少し歪みながらも、彼は笑ってそう言った。


「俺、今みたいになにもないところでよく転ぶからさ、友達には『またかよ』っていつも笑われてるんだ。

だから、そんな気にしなくていいよ」


続けて彼は、そんなことを話す。

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