キミへの想いは、この声で。
自分の家の玄関前にやってきた私は、スカートのポケットから家の鍵を取りだした。
ガチャンと鈍い音を立ててから、そっと扉を開ける。
廊下が真っ暗でなにも見えなかった私は、壁に手をつき、手探りで廊下の電気のスイッチを探した。
──パチッ。
運よく見つかったところで、開けっ放しにしていた扉に鍵をかける私。
そのまま靴を脱いで、真っ先に向かったのは自分の部屋。
部屋の電気もつけずに、ベッドの上にランドセルを横に寝かせると、自分の部屋をあとにし、リビングへと向かった。
廊下と違い、ベランダから日が差しているリビングは少し薄暗い程度だったため、すぐに電気のスイッチが見つかった。
明るくなったリビングで、ローテーブルの上に置いてある一枚の紙に気がついた。