キミへの想いは、この声で。
近づいて見てみると、どうやらそれは、私への置き手紙のようだった。
茜へ。おかえり
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学校どうだった?
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お母さんは、買い物に行ってきます。
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なにかあったら、メールしてきてね。
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お母さんより
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その紙には、そう書かれていて、その横には私のスマホも置かれていた。
電源をオフにしているから、画面は真っ暗なままだけど。
小学生がスマホを所持しているって、けっこう早いとは思うけど、会話の手段にスマホは欠かせないものだった。
なにしろ、私は声が出せない。
家の電話にはもちろん、日常会話もままならない私に、お母さんはスマホを買い与えてくれた。
これなら、文字でのやりとりができて、声の出せない私でも、会話をすることができる。