ずっと私を信じてくれたあなたへ
次の日から移動教室がある度にしゅりちゃんが「一緒にいこ!」と誘ってくれるようになった。

私はそれが嬉しくて移動教室、放課としゅりちゃんといる時間がどんどん増えてきた。

3限目 パソコン室への移動教室いつも通りしゅりちゃんと一緒に移動しているといきなり

「ねぇ、あんなちゃんって口悪くない?」
と聞かれた。

私はそんなしゅりちゃんを嫌だと思った。
でも、話を合わせないで空気が読めないと嫌われてしまうのが嫌で

「うん、そう思う時も時々あるかな」

と、その話に乗っかってしまった。
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