チャラめ男子と鈍感女子
「良かった~! 断られたらどうしようかと…それじゃあ、また後で!」
笑顔で手をブンブンと振りながら、エミリーは体育館へと走り去っていった。
俺はというと....火照った顔を落ち着かせようとその場でしゃがみ込む。
ここが人気のない所で助かった。
こんな顔、仲間内に会ったら見せられねぇよ...
しばらくして、これからどうしようかと立ち上がる。
赤かった顔もだいぶマシになったように思える。
体育館ではリハーサルが始まったのか、音楽やたくさんの足音が聞こえてきた。