チャラめ男子と鈍感女子
今までざわめいていた会場が、エミリーの声に耳を傾けていて静かだ。
皆彼女がどんな人なのか気になって仕方ない感じ。
俺はというと、エミリーの必死に伝えようとする姿を見ていると、自然と顔が緩む。
ただ、一つ引っ掛かる事が...
エミリーの“見てもらいたかった人”って一体...?
『歩いている時に、もう緊張でダメだって思った時も...
意地と根性で頑張りました!
今回のショーに出てみて思ったんです。
やる前から諦めてしまうのは止めようって...
こんなのは綺麗事だって...思うんですけどね。
ハッ! 話を長引かせてしまってスミマセン!
優勝した訳でもないのに...
これでコメントを終わりにします。
ありがとうございました!』