チャラめ男子と鈍感女子


今までざわめいていた会場が、エミリーの声に耳を傾けていて静かだ。


皆彼女がどんな人なのか気になって仕方ない感じ。


俺はというと、エミリーの必死に伝えようとする姿を見ていると、自然と顔が緩む。


ただ、一つ引っ掛かる事が...


エミリーの“見てもらいたかった人”って一体...?



『歩いている時に、もう緊張でダメだって思った時も...


意地と根性で頑張りました!


今回のショーに出てみて思ったんです。


やる前から諦めてしまうのは止めようって...


こんなのは綺麗事だって...思うんですけどね。


ハッ! 話を長引かせてしまってスミマセン!


優勝した訳でもないのに...


これでコメントを終わりにします。


ありがとうございました!』


< 167 / 247 >

この作品をシェア

pagetop