覚悟はいいですか
5、男の覚悟~side礼
誰かが肩を揺すりながら、
何か話しかけている
あぁ、紫織が起こしに来たのか・・・
ふといたずら心を興し、肩にかかる手を掴んで、グイっと引っ張った
「わあ!?」
予想しない俺の行動に、バランスを崩して倒れ込んできたところを胸に抱き締める
ホント、無防備だな・・・
思わず笑みがこみあげ・・・って、ン?何か、お、重い?
そうっと目を開けてみる、と・・・
「「うわわあああ!!」」
俺は仰け反り、一気に目が覚めた
「と、友和さん!?なんで?」
「そりゃこっちの台詞だ!何しやがる!俺はソッチの趣味はねぇ‼」
「僕だってありませんよ!」
紫織だと思ったのに、ガッカリだ…
枕元のシャツを手に取り、ため息をついて着替える
「おい、お前、俺を紫織ちゃんと間違えたろ!」
ギクッ
「何のことですか?」
友和さんと目を合わせないようにしながらベッドを出て、クローゼットから上着を取った
「何のこともなにも。いくら誘っても時差ぼけが辛いからとかあれだけ渋ってたのに、紫織ちゃん来るって聞いた途端、行きますっ!て即答だったろうが」
あ~そうでした、あなた達にはバレてるんでした・・・
「さっき紫織ちゃんがお前が寝てるって知らせに来た時、ちょっと顔が赤かったけど、まさか変なことしてないよな?」
「まだ何もしてません!」
ちょっと抱き締めただけだ
「まだとか言うな‼」
バコッ!
「ってえ~!先輩、なんすか、いきなり!
バカ力なんだから加減してください」
何か話しかけている
あぁ、紫織が起こしに来たのか・・・
ふといたずら心を興し、肩にかかる手を掴んで、グイっと引っ張った
「わあ!?」
予想しない俺の行動に、バランスを崩して倒れ込んできたところを胸に抱き締める
ホント、無防備だな・・・
思わず笑みがこみあげ・・・って、ン?何か、お、重い?
そうっと目を開けてみる、と・・・
「「うわわあああ!!」」
俺は仰け反り、一気に目が覚めた
「と、友和さん!?なんで?」
「そりゃこっちの台詞だ!何しやがる!俺はソッチの趣味はねぇ‼」
「僕だってありませんよ!」
紫織だと思ったのに、ガッカリだ…
枕元のシャツを手に取り、ため息をついて着替える
「おい、お前、俺を紫織ちゃんと間違えたろ!」
ギクッ
「何のことですか?」
友和さんと目を合わせないようにしながらベッドを出て、クローゼットから上着を取った
「何のこともなにも。いくら誘っても時差ぼけが辛いからとかあれだけ渋ってたのに、紫織ちゃん来るって聞いた途端、行きますっ!て即答だったろうが」
あ~そうでした、あなた達にはバレてるんでした・・・
「さっき紫織ちゃんがお前が寝てるって知らせに来た時、ちょっと顔が赤かったけど、まさか変なことしてないよな?」
「まだ何もしてません!」
ちょっと抱き締めただけだ
「まだとか言うな‼」
バコッ!
「ってえ~!先輩、なんすか、いきなり!
バカ力なんだから加減してください」