天狐の守護


だがその羽根は必要ない、と魏扇によって地面へ落とされた。



「何しに来た、縁坊【えんぼう】」



名前知ってるんだ。


知り合い、なのかな。



「魏扇が封印から解放されて人間の女の子の守護をしていると聞いて飛び付いて来ちゃったよ。本当に、可愛らしい子だ」



ジロリと下から上へと潤陽を見た。



その不気味さに少し後ずさりする潤陽に魏扇が一歩踏み出し、縁坊から潤陽を隠す様に立ち止まった。



縁坊さんと魏扇、どんな関係なんだろう…。
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