みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
ホウルド・・・・・・ねぇ

獣の姿をした魔物の一種

性格は攻撃的だが、一度懐くと忠誠心は底知れない

仲間と群れる習性があるのが特徴的な、小型の魔物だ

イメージ的には狼が近いか

「え、ホウルドと戦ったの⁈」

「もっちろん」

「いーなー。あたしなんてミィザーだったよ?」

「は?」

「ん?」

ちょっと待った

「春・・・・・・あなた、ミィザーと戦ったの?」

「へ?あ、うん。そーだけど」

あっけからんと言い放つ春

おいおいおい・・・・・・

「どーしたの?ミィザーがそんなにレアだったとか?」

キラキラと目を輝かせながら千聖が食いついた

「そういうわけじゃないわ・・・・・・大してレアリティの高い魔物ではないの」

「え?じゃあなんなの?」

「そ、それは・・・・・・」

リーナがしどろもどろになる

言いたいことは、わかっている

ミィザーは・・・・・・闇化した精霊だ

そのことは一般的に公開されていない

なぜなら

過去、ミィザーを使って、悪用する人間がいたから

そのことを考慮し、神はあたしたち───精霊女王や魔王、大天使────に「ミィザーが闇精霊という事実は他言無用である」とお触れを出したのだ

そして、あたしたちはミィザーを見つけると、浄化をすることが義務付けられている

確か、Aのドームの魔物は大きかったから・・・・・・一つ前のドームだな

外見は精霊とはかけ離れた、小動物の姿をしている

・・・・・・いや、見せかけているんだ

神が

本当の姿は、精霊

だが、瘴気を纏っているから、普通の精霊と見分けをつけやすい
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