君と永遠に続く恋をしよう
暫くの間は角川さんのお陰で気が紛れた。
だけど、彼女が「また後でね」と手を振りながら控え室を出てしまうと急に寂しくなった様な気がして、不安を感じて時計を見上げる。
(二時…。広大さん、どうしたんだろう…)
挙式の前に簡単な打ち合わせもあるのに…と不安が渦巻く。
着替えは遅れても素早くして貰えるとは思うけど、式が押したりしたら、後に披露宴もあるのに__。
(まさか、ドタキャンとか……)
頭の中でそんな不吉な事を考えてしまい項垂れる。
スマホを見ても新しいメッセージは何もなく、此方からどうしたの?と、しつこく問い合わせるのも信頼してないような感じがして駄目よね…と思うと、何も打てずに、ただ気だけを揉んでしまった。
(兄さん……どうにかして…)
神頼みならぬ仏頼みに掛かってきてしまう。
そんな自分を嘲笑うかの様に、とうとう雨粒までが落ち出してきた__。
(雨……)
窓ガラスに打ち付ける様な降り出し方をするのを見つめ、嫌な予感を感じた。
兄の様に急いで向かってる最中、彼に何かあったんじゃないのか。
だけど、彼女が「また後でね」と手を振りながら控え室を出てしまうと急に寂しくなった様な気がして、不安を感じて時計を見上げる。
(二時…。広大さん、どうしたんだろう…)
挙式の前に簡単な打ち合わせもあるのに…と不安が渦巻く。
着替えは遅れても素早くして貰えるとは思うけど、式が押したりしたら、後に披露宴もあるのに__。
(まさか、ドタキャンとか……)
頭の中でそんな不吉な事を考えてしまい項垂れる。
スマホを見ても新しいメッセージは何もなく、此方からどうしたの?と、しつこく問い合わせるのも信頼してないような感じがして駄目よね…と思うと、何も打てずに、ただ気だけを揉んでしまった。
(兄さん……どうにかして…)
神頼みならぬ仏頼みに掛かってきてしまう。
そんな自分を嘲笑うかの様に、とうとう雨粒までが落ち出してきた__。
(雨……)
窓ガラスに打ち付ける様な降り出し方をするのを見つめ、嫌な予感を感じた。
兄の様に急いで向かってる最中、彼に何かあったんじゃないのか。