君と永遠に続く恋をしよう
平野さんは「そうか」と仕様がなく呟き、「だったらその辺のファミレスにでも行こう」と提案した。


「そしたら何でもあるし」


好きな物を奢ると言ってくれて、それはいい!と速攻でお断り。


「ケーキも頂いたし悪いからいいよ。それよりも、あのケーキの量には参った」


有難いけどホールは多過ぎる、と言うと、彼は笑いながら「昔はあの量もペロリだったろ」と返してくる。


「もう子供じゃないんだから、流石にあれだけの量は一人では無理です!」


いつの話をしてるの、と怒ると、笑いながら「ごめん」と謝る。

平野さんは桜庭さんと違って、気心が知れてる分楽だ。

こっちが多少生意気に言い返しても、人のいい彼は自分から謝ってきて、あまり怒ることもせずに済ませてくれる。

だから、何となく兄と一緒にいる様な気分もしてきて、居心地良くしていられた。



ファミレスでは、カルボナーラとシュリンプサラダを注文して楽しく食べた。


平野さんは過去に兄と行ったツーリング先での思い出話をしてくれて、彼処が良かった、此処も面白かった…と教えてくる。

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