不器用な彼女
一美のお相手も到着し全員が着席する。
「山崎圭吾(やまざきけいご)と申します。一美がお世話になっております」
何とも真面目そうな男だ。
背も横幅も大柄な、お世辞にもイケメンとは言えないがお洒落七三分けに眼鏡、少し気の小さそうなオドオドした感じ。
正直一美のタイプではないように見える。
「こっちが椎名社長で、こっちは櫻井詩織チャン」
「「はじめまして」」
一美から雑な紹介を受けると、そこにお酒や料理が運ばれてきた。
美味しい食事とワインを楽しみながら意外と場は和やかで、話も盛り上がってる。
圭吾と一美は中学からの同級生で、元々は一美のパシリ?みたいな扱い。
圭吾が都内に一ヶ月出張で来ていた時に一美と何回か関係を持ったらしい。お互い好意はあったものの、昔からの友達ってのもあって付き合う事にはならなかったと。
出張が終わり圭吾は都内を離れ元の生活に戻っても一美が忘れられず…電話やメールをしても無視され、数ヶ月経っても諦められず、諦める前にちゃんと会って好きだと伝えようと一美の部屋を突撃訪問してそこで初めて妊娠してる事を聞いたらしい。
周りからは「順番が違う」「付き合ってもないのに」「うまく行くはずがない」と反対され、一美にも「圭吾の子じゃない!一人で育てる!」と拒絶され、すったもんだの末に圭吾が一美を口説き落としたらしい。
食事も終盤になったところで店の人がお洒落なスイーツのプレートと大きな花束とプレゼントを持って登場する。
「今までありがとう」
社長は店の人から花束を受け取ると一美に渡した。
いつも陽気な一美が感激の涙を流し微笑む。
本当に本当に幸せそうな笑顔だった。
「山崎圭吾(やまざきけいご)と申します。一美がお世話になっております」
何とも真面目そうな男だ。
背も横幅も大柄な、お世辞にもイケメンとは言えないがお洒落七三分けに眼鏡、少し気の小さそうなオドオドした感じ。
正直一美のタイプではないように見える。
「こっちが椎名社長で、こっちは櫻井詩織チャン」
「「はじめまして」」
一美から雑な紹介を受けると、そこにお酒や料理が運ばれてきた。
美味しい食事とワインを楽しみながら意外と場は和やかで、話も盛り上がってる。
圭吾と一美は中学からの同級生で、元々は一美のパシリ?みたいな扱い。
圭吾が都内に一ヶ月出張で来ていた時に一美と何回か関係を持ったらしい。お互い好意はあったものの、昔からの友達ってのもあって付き合う事にはならなかったと。
出張が終わり圭吾は都内を離れ元の生活に戻っても一美が忘れられず…電話やメールをしても無視され、数ヶ月経っても諦められず、諦める前にちゃんと会って好きだと伝えようと一美の部屋を突撃訪問してそこで初めて妊娠してる事を聞いたらしい。
周りからは「順番が違う」「付き合ってもないのに」「うまく行くはずがない」と反対され、一美にも「圭吾の子じゃない!一人で育てる!」と拒絶され、すったもんだの末に圭吾が一美を口説き落としたらしい。
食事も終盤になったところで店の人がお洒落なスイーツのプレートと大きな花束とプレゼントを持って登場する。
「今までありがとう」
社長は店の人から花束を受け取ると一美に渡した。
いつも陽気な一美が感激の涙を流し微笑む。
本当に本当に幸せそうな笑顔だった。