不器用な彼女
佐原に連れて来て貰ったのは詩織の家から近いスペインバル。
帰りが楽だろうと佐原が気を遣ってくれたのだ。
「なぁ、俺たち、もう一回付き合ってみない?」
酒が入らぬうちから佐原はそんな事を言い出す。
「いや、付き合いません」
「なんだよ!即答だし!」なんて佐原は笑ってる。
「好きな人でも居るの?まさか、社長?」
一瞬ドキッとするも「居ません」なんて答える。
「好きな人居ないなら良いじゃん」
「無理です!」
「俺ね、後悔してんの、お前との事」
佐原とは大学の建築学部で同じ講義を選択し、サークルも同じだった。
控えめな詩織とは真逆で佐原は明るくていつも友達に囲まれてるタイプだった。佐原から『付き合って欲しい』と言われ、周りからの後押しもあり付き合う事になったのだが、何故自分だったのか不思議で仕方がなかった。
付き合って行く中で、デートを重ね、キスを経験し、遂には体も結ばれたのだが、突然の留学宣言の後に音信不通となった。
帰りが楽だろうと佐原が気を遣ってくれたのだ。
「なぁ、俺たち、もう一回付き合ってみない?」
酒が入らぬうちから佐原はそんな事を言い出す。
「いや、付き合いません」
「なんだよ!即答だし!」なんて佐原は笑ってる。
「好きな人でも居るの?まさか、社長?」
一瞬ドキッとするも「居ません」なんて答える。
「好きな人居ないなら良いじゃん」
「無理です!」
「俺ね、後悔してんの、お前との事」
佐原とは大学の建築学部で同じ講義を選択し、サークルも同じだった。
控えめな詩織とは真逆で佐原は明るくていつも友達に囲まれてるタイプだった。佐原から『付き合って欲しい』と言われ、周りからの後押しもあり付き合う事になったのだが、何故自分だったのか不思議で仕方がなかった。
付き合って行く中で、デートを重ね、キスを経験し、遂には体も結ばれたのだが、突然の留学宣言の後に音信不通となった。