不器用な彼女
《椎名side》
(あ、やべ。寝てた)
前日は会社に泊まり込み、今日は夕方まで掛かって急ぎの仕事を片付けていたからかなり疲れていた。
その後…神楽に行って…詩織に会って…
記憶を辿り飛び起きた。
「櫻井?」
詩織の姿はどこにもない。
脱衣場の電気も消され、用意した衣服は手付かずのまま。詩織が使ったと思われるタオルは丁寧に畳まれていた。
今日こそは!と思っていたのに、男として情けない。椎名は頭を抱えて髪をかきむしる。
書き置きも、携帯にもメッセージは無い。
寝落ちしてから2時間…詩織は怒っているだろうか? 電話に出てくれるだろうか?
《お掛けになった電話番号は電波が届かないところにあるか、電源が入っていない為…》
繰り返されるアナウンス。
仕方無しに詩織にラインを送った。
(あ、やべ。寝てた)
前日は会社に泊まり込み、今日は夕方まで掛かって急ぎの仕事を片付けていたからかなり疲れていた。
その後…神楽に行って…詩織に会って…
記憶を辿り飛び起きた。
「櫻井?」
詩織の姿はどこにもない。
脱衣場の電気も消され、用意した衣服は手付かずのまま。詩織が使ったと思われるタオルは丁寧に畳まれていた。
今日こそは!と思っていたのに、男として情けない。椎名は頭を抱えて髪をかきむしる。
書き置きも、携帯にもメッセージは無い。
寝落ちしてから2時間…詩織は怒っているだろうか? 電話に出てくれるだろうか?
《お掛けになった電話番号は電波が届かないところにあるか、電源が入っていない為…》
繰り返されるアナウンス。
仕方無しに詩織にラインを送った。